July / 2005  
 

■今月のフォルテ■

●ハウスバンド Leaves of Cuatro & Mickey登場●


縁は異なもの。  味のある愉快な仲間たち。



7月のLiveInformation
リーダーの宮原が師匠の柿本秀明(前号掲載)に
「ドラムが早く上達したいならバンドをつくれ」と勧められ、
Mクアトロという空間に音楽をやりたい人たちが集い、
縁あって〈Leaves of Cuatro &Mickey〉は2003年11月に結成された。
さながら音楽の梁山泊か。

昨年暮れまで公開練習ということにして気楽に(?)演奏活動をしていたが、年が改まると「ええかげん、ちゃんとせえ!とママに怒られ」(宮原談)現在ではハウスバンドの自覚に燃えて、月1回のペースでジャズ&ポップスを演奏している。

「『ムーン・リバー』など誰もが知っている曲を、心に訴えかけられるように歌いたい」という Mickey
「お客さんに楽しんでもらいたい」とひたすら願う 時田
「培ってきたR&Bやソウルのノリを伝えたい」と鼻息が荒い 岩井
「ジャンルを問わず、いろいろ挑戦したい」と目を輝かせる 高畠
――メンバーはそれぞれに夢を追う。

「お店がかき入れ時の週末、堂々とライブでき、CDをリリースできたら…まだ先の話ですが」と笑う 宮原
いやいや、継続は力。
次回この紙上で再会する時はお店へ錦を飾ってください。
〈ライブ告知〉 〈プロフィール〉 ●高畠博文
蠍座のA型。  ベース担当。
甲子園浜在。海を見るのが好き。「寄せては返す波を見ていると集中力がわいてくる」。 ミュージシャンとして表現力を磨くことが、当面の目標。
(写真・前列左端)
●時田 薫
魚座のA型。  ピアノ担当。 
Mクアトロのスタッフでもある。 バンド活動を通じて腕前が「ちょっぴり上達」した。 1歳の猫(♂)と住む。 海外旅行に連れて行ってくれる人を募集中。
(写真・前列右端)
7月24日 7:30〜3ステージ
¥1300
青葉のようにすがすがしい
バンドメンバーが送る
ジャズ&ポップスの数々
●岩井基之
獅子座O型。  
テナーサックス担当大学では中国仏教美術史を専攻「吉野の金峯山寺にある秘仏の蔵王権現が7月7日まで一般公開。
見損ねました。 ザンネン!」。
次の公開は早くて30年後とか。
(写真・後列中央)
●宮原利之
山羊座のO型。ドラム担当。 

かつては船乗りになるのが夢だった。 ヨットを習う機会をひそかにねらう。 「バンドリーダー? いえいえ、私がいちばん足を引っ張ってます」

(写真・後列右端)
●Micky
本名・渕上秀樹。 牡羊座のA型。 ボーカル担当。 
「何でも歌います。 何でも食べます」というチャレンジャー。 
昨年、高飛び込みの全国大会で優勝。 一生懸命が身上。

(写真・後列左端)
   

君は
<東宝チャンピオンまつり>
を観たか

今は昔、私が小学生だった頃。 
夏休みや冬休みの楽しみはゴジラ作品を柱とする〈東宝チャンピオンまつり〉を観に行くことだった。 
〈東映まんがまつり〉という子供向けプログラムもあったが、私はもっぱら東宝派だった。 
駅前の東宝セントラルに祖母からもらったお金を握りしめて出かけた。 
ある時、お互いの顔が見えない小さな窓口に手を差し入れ、「小人1人」といってお金を出したら、窓口のじいちゃんに「足りないよ」と突き返された。 
いったんは引き下がったものの、どうしても観たい。 
くるり踵を返して呼吸を調え、「幼稚園1枚」といったら今度は難なくパスした。 
粋なおじいちゃんである。 
〈東宝チャンピオンまつり〉は、アニメやドラマ作品などが何本も併映されるから1回入館すればたっぷり楽しめた。 
1974年(昭和49)春に封切られた「ゴジラ対メカゴジラ」を例にとる
と、併映は「ハロー!フィンガー5」「ウルトラマンタロウ」「アルプスの少女ハイジ」「侍ジャイアンツ」「新造人間キャシャーン」で、1プログラムを観終わるのに約4時間を要した。 
やたら長い旧ソ連の芸術作品も顔負けである。 
私はそれを入れ替えがないのをいいことに連続で観た。 
日が落ちても孫が帰って来ないので心配した祖母が映画館まで探しに来たこともあった。 
「ゴジラ対メカゴジラ」は日本復帰直後の沖縄が舞台。 
シネスコ大画面で観るメカゴジラは派手派手でカッコよかった。 
そして、この作品は私の少年期映画体験の最後を飾ってくれた。 
ほどなくして郷里の東宝セントラルは閉館した。 
窓口のじいちゃんに乾杯!(羊蔵)

「ゴジラ対メカゴジラ」
1974年 東宝
監督/福田純
今年7月7日でオープン11周年を迎えるMクアトロでは、日ごろのご愛顧に感謝して「ライブチャージ・フリーパス」を発行いたします。
ご購入いただければ、7月中すべてのライブチャージが無料に。
お1人様何回でもご使用いただけます。
これはとってもおトク!でしょ。
7月登場ミュージシャンは豪華な顔ぶれ要チェック!
当店HP もしくは当店でご確認ください。
☆「ライブチャージ・フリーパス」は、1パス=お1人様に限らせていただきます。
☆「ライブチャージ・フリーパス」は、2005年7月公演のライブのみ利用可能です。
☆予約割引やスタンプカードのポイントなど、他のサービスの併用はできません。
スケジュール表で★マークの予約割引なしのライブはご使用になれません。
おもて面の編集後記(休刊のお知らせ)
Mクアトロ新聞がスタートしたのは2002年8月号から。 以来、1号も休むことなく発行し続けることができ、並行してホームページを更新・充実させることもできました。  この7月号をもちまして刊行まる3年。  ここらで、内容をいっそう面白くするために、しばらくお休みすることにします。  でも、休刊中もホームページなどを通じて当店の最新情報は発信していく予定です。  
いよいよ夏本番。  みなさま、くれぐれもご自愛くださいますよう。
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